78  < 平成24年3月 >

            ☆ 初筍 ☆                 H24・3・23

            

    小泉川沿いの いつものウオーキング途上の小さな小屋の棚に、筍を 2〜3本ずつ、
   一山にしたのが 売りに出され始めた。

   今のところ、まだ小さい物が、殆どだが、竹藪のオーナーが 「ボチボチ出始めました・・・・・」と
  目を細めて説明されたのを、今日は、二山分 買って帰った。
   
    我が家にとっては、”初物”である。
  
   早速、皮を剥いて、大きめの鍋に たっぷりの水と共に入れて、クツクツ・・・・・・クツクツ・・・・・・・・

   一晩さましておいて、次は、だし汁にいれて、再び、クツクツ・・・・クツクツ・・・・・・

   柔らかくて、灰汁の感じられない、美味しい筍が、仕上がっていた。

      掘りたての筍の風味と柔らかさが、何より・何より。
      少なくなったとはいえ、竹藪の多い地元産の筍が 賞味出来るのは、ここ暫くの間。

          大いに 満喫しなければ!! の 思い。



       ☆ 師匠宅で、木目込み人形制作 ☆         H24・3・13


           壁面一面に設えられた飾り棚に、師匠作の 格調の高い木目込み人形が、並ぶ。


  
     完成したM夫人の作品           ここまで出来た私の作品      往路で目を引いた ヤナセの運搬車上の 
                                           プレートナンバー「1」の ベンツ。

   今日は、師匠宅での人形制作日。
  師匠作の、数多くの、純正・真多呂人形 が、飾られているお座敷に、掘りごたつに足を入れながら、
  弟子たちが 純正ではない衣装作り を、楽しんでいる という光景が展開する。

   真多呂人形の完成作品は、純正には 純正にしかない しっかりとした趣きや味わいがあり、
  純正でない方には、これまた、創意工夫の自由さや、面白みの妙 が感じられるて 創作意欲が
  湧くのである。
  
   小さな人形の着物用に適する、人間の着物用の端切れ を見つけて手に入れてくるには、
  多少なりとも、無理があり、努力を要することとなる分、 見つけ出した時には、心弾むものが
  湧いてくる。

  完成作品は、二作とはない、オリジナリティーに富んだ、私だけの出来上がり作品 ということになる。

      今 出来つつある 「スツールに座っているお人形」は、二体目であり、
    一体目の「スツールに座っているお人形」とは、色違いで、お揃いの着物を着せている次第。

      二体のお揃いの人形は、五月に開催予定の、クラフトの教室展の時に、
     お揃いクラフト作品を出品するし・・・・・・・・などと、思いを巡らせているのだが。。。。。


             ☆ 第20回 「長岡京展」 ☆          H24・3・11

    

   長岡京展で、夫の作品が入選となり、バンビオ一番館の特別展示室に展示された。

   「流波」と名付けられた壺。

     毎年、長岡京市文化協会 の主催で、
        【日本画の部】・【洋画の部】・【書の部】・【写真の部】・【工芸の部】があり、
       それぞれに、市民の力作が並ぶ。


   今回より、展示期間内に 審査員による、個々の展示作品の前での「講評」が、取り入れられた。

     たまたま、その場面に、居合わせた私が 夫の作品の前で、審査員お二人による、
    丁重な講評を 拝聴させてもらうこととなった。
    夫に、伝えねば・・・・・・の巻き である。  

     一作品ずつ、結構 時間をかけて、実施される講評は、なるほど・なるほど の、思いで
   受け止められて、 良きにつけ、悪しきにつけ 参考になり はげみになるのではないか と 
   思えた。
 


         ☆ 二度あることは、三度・・・・・・・ ☆     H24・3・9

             



      今日は、捨てずに置いていた 庭の椎茸のホダ木に、
              何と、四個の椎茸が、成長しているのを発見!!!

   内、一個は、まだ、成長過程で、収穫には早すぎる様相だが、あとの三個は、立派なもので
   直径の 大きな部分は、11cm にもなっている。

   今まで、全然、気付かなくて、突然、目に入って来た時には、すでに、11cm という有様。

   前回、椎茸が出来ているのを 見つけた時も、前々回、見つけた時も、同様で、
  見つけた時には、すでに 大きく、一人前になった椎茸 であるところが、何とも、可笑しいかぎり。

      まさしく、一度あることは 二度 ・ 二度あることは 三度  なのである。

    肉厚で、裏側が、真っ白の、大きな生椎茸は、大きな切り身にして、焼いて、食膳に。
             柔らかくて、美味しくて、VERY NICE!!

       

      H21年8月に、信州八ヶ岳で、買ったホダ木なのだが、
         その年の12月に 突然二個成っているのを見つけ (雑感51に掲載)
         23年の10月に、やはり、二個出来ているのを、突然、見つけ、(雑感73に掲載)
         24年の3月・(今回)に、四個 を 発見!!!(雑感78に掲載)) という流れ。

       「これから、続いて、収穫が出来るのでは・・・・・・・・・」という友人もいて、
    決して捨てたりせずに、見守ることに、決定。

     結構、水が必要・・・・・・という人もいて、今日は、水やり を した。・・・・・(^・^)・・・・・

             はてさて、この後の成り様は如何に??? 



      ☆ 三寒四温の 四温の間に・・・・・・・ ☆        H24・3・6

 

   「梅一輪 いちりんほどの 温かさ 」 で、庭の梅が、本当に、たった 一輪だけ、咲いている時に、
 写真を撮りたい と 思っていたのだが
うっかりしている間に、急速に 何輪もの蕾が 開花して
 しまった。

      そう言えば、何日間か暖かかったものなぁ・・・・という感じ。

  今年も、上品で 健気な花が、愛らしく 咲いて、我が家の庭は、春に近くなった。

  横に、万両の実が、赤色も、白色も、育っている。葉の下に実が成っている分、小鳥に狙われ難くて
  食べられずに健在。 ( 南天の実などは、とうに、食べられてしまったのだが。)

  さらに その横で、何年も前から咲き続ける沈丁花の蕾が、大分 膨らんで、良い感じ。

    この時期、他の 大きな木などに 葉がない分、小さな実や花が 目に入ってくる。
   存在感を示されているようで、愛らしいかぎり。



         ☆ 華展 ☆                     H24・3・4

  いけばな池坊550年祭
    「池坊展」・・・・ いけばなの夜明け  Ikenobo − On the rise ・・・・

 
 姪っ子の出瓶作品。ステンドグラス製の花器は 姪っ子のママの作品。
     <真正面から>            <前・上方から>            <横・斜め上から>


 



     「550年祭」とは、何と言っても、スゴイ。
   現在、確認出来る最古の記録として、1462年・『碧山日録』なる、禅僧による日記が存在。
   その時 すでに、「池坊専慶」が、花の名手として評判 との、記述があるそうだ。
   
  以来、家元四十五世の池坊専永、次期家元の池坊由紀 までと、脈々と、継承された「池坊生け花」の
 「歴史」と「いま」を紹介。
        ・
        ・
    ということで、450点に及ぶ作品を、出瓶展示 という、スケール。

   日曜日ということとも相まってすごい盛況ぶり。大作の前には、常に 入れ替わり 立ち替わりの
   人で 写真を撮っても、作品の全貌が写りきらず 人の姿が 邪魔になって・・・・・という具合。

   池坊人口の多さや、人気や、魅力や 価値 は、計り知れないものが ある と、実感。

   一時期には、私自身も、”池坊道”を、かじっていたこともあり、やっぱり、その分だけでも、
  愛着があるし、姪っ子が、結構な年数、情熱を傾け、資格をもらい、精進を続けていて、
  彼女の家に行っても、  その折々の作品を 間近で 観賞してもいるので、どの流派よりも
  一番、身近に 親近感を抱いている存在の【 池坊 】なのである。



           ☆ お雛様 ☆                 H24・3・2

                 
   
  ♪ 灯りをつけましょ ボンボリに ♪ ♪・・・  BGM付きで、妹宅での、ひな祭りパーティー。

   その気にならないと、なかなか、七段飾りのお雛様を飾りつけるのは 大変なものがある と思う。

     て゜も、こうして、目の前にしている分には、「やっぱり、いいものやねぇ!」 という、
   しみじみとした実感に 満たされる。


  女であることや、女の子が居る ということに、かけがえのない素晴らしさを 心底 感じるのである。

          ☆ 最後の一輪まで・・・。          H24・3・1
      
                 

   昨年の12月30日に、お正月用の活け花に使うために "大王松"や "カサブランカ"や "千両"etc
  と一緒に、気に入りの、"シンピジューム"の切り花を、一本買った。
   その、一本のシンピジュームの花が、色も形も美しいまま、実に、三月に突入した今日も、
  まだ、可憐にも、咲き続けているのである。 
  と言っても、一番、先の方に咲いていた三輪だけ なのであるが。

   "松"は別として、最後の蕾まで、必ず 咲く"カサブランカ"も含め、ちょっとずつ、姿を消していった
  花たちの中で
 いまだに咲き残っている三輪の花 なのである。
   下の方から枯れた花を 順番に切りとっていった とは言うものの、色も、形も、健気に咲き続けて
  いる花を、大事に、ずつと、見守ってきた。とうとう、最後の三輪になってしまって、花器も、うんと
  可愛らしいサイズのものになった。

      最後まで、よく咲いてくれました という思いをこめて、今日は、パチリ の 巻。