< 平成26年7月 >
年に、数回の昼食会。箕面市の「みのお茶寮」で、今回は、「鱧づくし」懐石。 オーナーたちが、大きな、みどり緑した、一枚の蓮の葉に お酒を注いでくれたのを、 長~い茎を通して、我々が、それを、吸い飲む という、まことに、遊び心満点 かつ、風流な、 【 象鼻酒 (ぞぅびしゅ)】 なるものを食前酒として、次々と、趣向を凝らしたお料理が 運び込まれてくる。 入口。蓮が大きな葉を揺らしている。 オーナー肝いりの盆栽が床の間に。 蓮で【象鼻(美)酒】。 香り漂う竹冷酒を注文 先付 八寸。 団扇のお皿で。 お造り 炭焼き鱧 オーナー自らが部屋まで来て 炭火で 焼いてくれる「鱧ちくわ」 揚げ物鱧 鱧鍋 早くも、松茸が・・。 デザート 別注の「アイス・コーヒー」。 氷も コーヒー氷。 今まで、何回も通してもらった広~い個室で、行き届いたサービスと、趣向を凝らした、 シーズン真っ只中の 鱧の料理を、堪能。 体調も、よくなって、何でも、気兼ねせずに、食べられて、嬉しい限り。
我が家のガレージの壁面に、珍しくも どこからやって来たのか 揚羽蝶が 止まって じっ~と、いる。 大急ぎで、カメラを取りに入り、数枚、パチリ・パチリ 撮った。 微動だにしない。 大きな 美しい羽を広げて、 休憩していたのだろうか。 揚羽蝶は 飛ぶ様が、ふわふわと 気ままに舞いながら 空に揚がるように見えることから 名づけられた 成虫は、6本の足と4枚の翅を持つ。 大きさには 個体差があるが、オスよりもメスの方が 少し 大きく、 夏に生まれる揚羽蝶の方が 春に生まれるものよりも 全体的に 大きい。 成虫の寿命は2週間ほど。 などと 読んだ。 |
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四条烏丸を9:00にスタートして、河原町御池に 10:30 新町御池に 11:35 の 予定なので、御池通りの、約一時間余の巡行を、 御池通りの南側のマンションの10Fの 部屋の窓から 観賞しよう という計画を立てていた。 が、諸般の都合でか(?)、大幅に 遅れ、長い時間 楽しませてもらうこととなった次第。 それにしても、御池通りの 北側にも南側にも、大体、六列並びで パイプ椅子が用意され 巡行の時間には、有料なのだろうと思えるのだが、観客が、ぎっしりで 団扇片手に、それぞの スタイルで、左から、右へ移動する【 鉾 】や【 山車 】を見送って 感慨深げ。 私たちは 独特の、お囃子の音色を 存分に聞きながら、時として、10Fの友人宅のベランダから、 時として、マンションのロビーのある 2Fの窓へと 場を移動して、身を乗り出しての観賞会。 勿論、観賞の合間・合間には、涼しい部屋の中に戻って、お取り寄せの、お弁当や、冷たい お飲み物や、持ちよりの、有象無象 に舌鼓。 優雅な、祇園祭の観賞会は、得難い経験で、なかなか、おもしろかった。
外出しての帰り、阪急の長岡天神駅の、タクシー乗り場の天井に、巣立ち間近のひな鳥が、 三羽いるのを発見。 結構、賑やかな場所と、思えるのだが、こんなところで、親鳥に育てられ、成長し、一人前に なって、巣立っていくまでになったのだ。 姿・形は、もう、一人前だが、親鳥が、帰って来て、エサを口に入れてくれるのを、ただ、ひたすら、 待っている風情で。 巣立ってからは もう巣にもどらなくなり 電線などにとまり、しばらくは 親から エサをもらい 実践訓練も受ける。ヒナは まだ、いわゆる燕尾はなくて 短い尾なのでそれとわかる と、 読んだが、巣立ちの、その、瞬間には、まだ立ち会ったことはない。・・・ はず。 ま、それにしても、何とも、微笑ましい存在。 |